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ラヴ&ピース&テクノロジー U2ヴァーティゴツアー ブリスベン公演を観て

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 前日の夜は素晴らしいレインストームがブリスベンを潤してくれたけれど、この夜は絶対に欲しくない。11月7日。収容観客数4万5千人。当日のANZスタジアム周辺は会場に向かう人々の車が殺到し、交通規制が引かれるまでになっていました。日本や他の大都市だったら絶対にこんなことありえないんじゃないかしら?U2_1_small_2必ず公共の交通手段が観客を運べるようになってる筈ですよね。人口163万人の都市ブリスベンには自慢できるパブリックトランスポートはありません。電車はあるけどバスがメイン。(シティーキャットと呼ばれるブリスベンリヴァーを運行するフェリーもありますね。)

 私と夫は知り合いのミニバスに便乗できてたのでとてもラッキーでした。14人のファンを乗せた車は、4thアルバム「」をBGMに会場に向けいざ出発!ここで気分の盛り上がることといったら!車の所有者夫婦にはやはりU2ファンの高校生がいて、誰かが少年達に「ヨーコは日本でWARツアーを観たんだって」と言ったら、「すごーい!!」と羨望の眼差し。まあそれももっともで、その時彼らはこの世にまだ生まれてなかったんですから。でもそれじゃあまるで私って生き証人!?

私達の車は事前に会場の駐車許可を取ってあったので、何の心配もなく会場に着くことが出来ました。と言っても5分で行ける道程が30分以上はかかったと思います。

これは地元の新聞が報じたU2コンサート

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 で、バンドはどうやって会場入りしたんだろうと思ったら、宿泊先のゴールドコーストからヘリコプター!ですって!当然か。これは前日のローカルTV局が報じたU2です。ファンに対する気取りのないフレンドリーな態度は23年前の名古屋(正確には瀬戸)で会った彼らと全く変わっていなかった!

 偶然こんなもの(!)まで見つけてしまいました。初来日の時に出演したベストヒットUSA(当時の洋楽ファンなら必ず見てたはずですよね。) ボノの名言集の一つに入りますよ。この最後で言っている言葉!

 しかし、スタジアムの敷地に入ったのはいいんだけど、我々に待っていたのはメッカへの巡礼の列。スタンディングのチケットの持ち主は会場のゲートをくぐる前に隣の競技場のフィールドまで行き、張られたテープ沿いに1時間も歩かなくてはならなかったのです。距離にして約2キロ。こんなの初めて!87年のジョシュアトゥリーUKツアー(観て来たんです)の時だってこれはなかったもの。ほんとに雨が降ってなくてよかったと心底思いました。でもすごく驚いたのは、歩かされている何万(?)ものファン達は誰一人として不平をこぼさず、それは楽しそうに歩いてるんです。ボノの 「世界が必要としているのはもっと多くのオーストラリア人だよ」 っていうのを象徴してるよう。

 私のコンサートの感想はメディアが言うような、「過去最高のショウだった!」のではありません。実を言うとこの10年間位、彼らの音楽から遠ざかっていたんです。80年代の曲はすごく感動できたけど、馴染みのない曲もありました。「ミラクルドラッグ」「40」が聴けなかったのはとても残念だった。でもこうしてコンサート会場まで足を運んだのは、「ハウ トゥー ディスマントル アン アトミックボム」 を聴いて彼らに対する愛をまた感じたんです。そして、世界一謙虚で誠実なスーパーロックバンドに出会えたことをとても幸せに思うのでした。

 しかし、オーディエンスは携帯片手、写真撮りまくり、ヴィデオだって撮れてしまう、こんなコンサートが今までにあった?!20世紀のロックファンはただ驚くだけ・・・。正直者の私は、チケットに印刷されたとおり、カメラやレコーディングできるものは一切持っていきませんでしたから。

 コンサートの翌日、夕方からまたストームが来て、この雨もアイルランドから届いたに違いない!とうれしく思うyokoでした。

(写真は知人より頂きました)

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コメント

おお、ついにブログにU2コンサート登場ですね。待っていました!!やはり「生」の音楽は違うよね。「熱い!」ですもんねー。コンサートとYokoさんの興奮と熱気が伝わるようなパディントン便りです。(いつもより記事が長いし♪)いまだに興奮冷めやらぬ印象が・・・。
私も80-90年代はU2を聴いたし、CDも持っているけど、ここ10年は遠ざかっていたクチ。やはり最近の曲は分かりません。でも、昔愛していたバンドやシンガーが年を経ても今なお健在で活動を続けていることは、とても嬉しいし元気づけられます。なんだか私も生ライブ行きたくなったなー。
これからもみーんな一緒に元気に年取って行こうね☆

Kunikoさん、ありがとう。はい、まだ興奮冷めてません!
そうです、独身だろうが、子持ちだろうが夢中になれるものを持ち続けることは必要ですよね。音楽、園芸、料理、モノ作り・・・。

今日、いただいたお菓子とパン、とてもおいしかったです。
このブログのレシピ、とても参考になります。
オーガニックカフェをオープンされたら、口コミで友達に広げます。

ようこそ!
今日はお話できてよかったです。私の友人らは、ここのことをカフェヨーコと呼ぶんです。もともとレシピを中心に作るブログを予定してたんですが、他の話題に逸れていますよね。今後はもっとレシピを紹介したいと思ってます。

彼女は日本の小学校の先生です。この約1年間お休みを取り、自費でオーストラリアで教育の勉強をされています。大学での勉強の傍ら、2月から私の長女のクラスでヴォランティアでアシスタントティーチャーとして来てくれていて知り合いました。4月からまた日本の学校に復帰するそうで、教育について前向きな姿勢で真剣に語られる姿がとても素敵でした。

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