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空間を浄化する音楽 ハロルド・バッド&ブライアン・イーノ/ザ・パール

 8月に入って初夏を思わせる日が続いています。寒いのか暑いのかわからないのがこの時期のブリスベン。外出に何を着ていったらいいか困ります。

 オーストラリアに住んで9年。初めて外で働きました。日本から、短期でブリスベンの高校に交換留学に来ていた高校生の世話をする仕事。2週間もなかったけれど、とてもいい経験になりました。こんな自分でも役に立つことができたことはよかったし、今の日本の子供達を垣間見ることができたのも興味深かった。みんなラヴリーな子ばかりで、なんだかとっても安心してしまったのです。おかしいけれど、自分がそういう年(彼女達の母親の年)になっているということに気が付いて驚きました。朝6時に起きて、家族4人分のお弁当を作っている時に、「私ってなんだか母親みたい!」と思ってしまったのはどうしてかしら?仕事が終わって子供達と会えると、なんだか無性にいとおしく思えてしまった。

 仕事が終わった昨日の朝は、1日で終わるはずのない山となった家事にいきなり手をつけて目を回したくなかったので、まず自分を取り戻そうと、ブライアン・イーノハロルド・バッドダニエル・ラノアの 「The Pearl 」をかけヨーガ。このアルバムの素晴らしさは、筆舌に尽くしがたいのです。今日は好きな音楽のことを書いてみます。

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 この作品を知ったのは、その当時(84年)にU2のボノが好きなアルバムの中に挙げていたから。その時既にU2はイーノとラノアをプロデューサーに迎え、「」を作っていた時だったのですね。ボノはイーノがプロデュースしたデイヴィッド・ボウイトーキング・ヘッズのアルバムが好きで、イーノに頼んだということだったけど、新作を待ちに待ったファンは、一体どんな音になるのだろうと気をもんだものです。そして出来上がったのがあの歴史的名盤「アンフォゲッタブル・ファイアー(焔)」。U2の音楽のスケールを大きく拡げた作品になりました。

 私はブライアン・イーノについては、わけのわからない環境音楽を作ってて、その昔はロキシー・ミュージックで化粧をして、ヴォーカリストのブライアン・フェリーとスポットライトの当たり具合で喧嘩したとかいうらしい、変なおじさんとしか認識がなかったのです。でもこれを聴いてすっかり環境音楽(アンビエント・ミュージック)の虜になってしまったのは言うまでもありません。

 人と一緒に聴くよりは、パーソナルに使いたい音楽。耳を澄まし、呼吸をゆっくりにし、次に現われる音を待って、待って、待って、待って・・・。20年以上聴いてきても少しも飽きるどころか、もっと知りたい、聴き続けていたいと思う音楽。出産の時も私を助けてくれました。助けてくれたのは他にも、現代音楽作曲家ギャヴィン・ブライアーズの「タイタニック号の沈没」。タイタニック号が沈んでいく時に、船上で楽団が演奏し続けたという曲はこんなのではなかっただろうかという、安らぎと静けさに満ちた音楽が60分に渡って展開されます。

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 ブライアン・イーノのアルバムで好きなのは、「ミュージック・フォー・エアポーツ」(1曲目はロバート・ワイアットがピアノで参加)、「アポロ」、「サーズデイ・アフタヌーン」。ちなみにアポロはアポロ計画のドキュメンタリー映画 For All Mankindでサウンドトラックとして使われた音楽ですが、このフィルムは感動モノでした。一見の価値があります。昔ヴィデオで観たのですが、DVDは日本では発売されていないみたいで残念です。ヨーガの音楽には「ザ・パール」か「ミュージック・フォー・エアポーツ」が私の定番。

41pagtkkhbl__aa240__3  今年は来豪アーティストの当たり年なのか、今まで年に1回のコンサートがいいところだったのに(何年も行かなかった時もあった)、今手元にあるチケットはなんと3枚!!スティーリー・ダン(サポートはワールド・パーティー!信じられません!ほんとにあのワールド・パーティー!?)それにポリスも決定!サンコープスタジアムで会いましょう!さらにうれしいのはインディゴ・ガールズ!(うるうる・・・)ボブ・ディランにも行きたいけれど。。。もうお金が。。。今日はもう書ききれないので、また次にしよう。

 

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コメント

私もヨガの瞑想に合う、音楽を探していて、ハロルド・バッドを見つけました。
良いですよね。
Translucence / Drift Musicを聴いていますが
The Pearl も聴いてみますね。

趣味合いそうですね。
今後ともよろしくお願いします。

flat-sequence さん
ご訪問ありがとうございます。
懐かしい記事に思わず穴があったら入りたくなるのですが、こうしてコメントをいただけてとても幸せな気持ちになりました。
Translucence / Drift Music はジョン・フォックス(懐かしい!)とのコラボなんですね。
機会があったら聴いてみたいです。
ハロルド・バッドは元コクトー・ツインズのギタリスト、ロビン・ガスリーとのコラボもいくつか出しているのですが、私はこれらも未聴のままです。
音楽との出会いって何か霊感のようなものも働いているのかな。
私はこの「ザ・パール」に出会えなかったらどんな人生を送っていただろうと思います。

YouTubeに「ザ・パール」の全曲が上がっていたので記事に取り替えて貼っておきました。
それからイーノ/バッドの傑作「ミュージック・フォー・エアポーツ」全曲がありました。
 http://youtu.be/RfKcu_ze-60
それから「プラトウ・オブ・ミラー:鏡面界」全曲
http://youtu.be/w61vMYCd-sY
最近はなかなかブログをアップできないのですが、こちらこそよろしく!


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