週末の自転車乗り
日本では自転車はとても気軽に乗れる便利な乗り物です。老若男女、ちょっとそこまで買い物+最寄の駅までの足となる、生活に欠かせない乗り物です。しかし私の住むこの場所ではちょっと違っています。
私の住むパディントン界隈だけに限らず、ブリスベンはとても起伏の多い地形なので、毎日の生活で自転車を利用することはかなり気合が必要。たいがいブリスベンの路上で見かける自転車乗りは、競輪の選手のようないでたちで身を固めています。小学校の生徒の中には自転車通学している子たちも少しいるようですけどね。ここに来てすぐの時はそれでも乗ってみたけれど、とにかく心臓破りの坂の連続に悲鳴をあげてました。そのうちこどもが出来て、何年も乗らないでいた私のプジョーのマウンテンバイクは、悲しいかな錆び始めて・・・。
スウェーデンの童話作家アストリッド・リンドグレーンのロッタちゃんは、5歳の誕生日の朝自転車がもらえなかったので、お隣のベルイ叔母さんの物置から大人用の自転車を盗んで乗って派手に転んでしまいます。『ロッタちゃんとじてんしゃ』横着な子だけれど、ほんとにみんなによしよしされて愛されています。いいお話です。小さい頃『ロッタちゃんのひっこし』が大好きで「ロッタちゃん最高!」とわくわくしながら読んだ覚えがあります。ロッタのあの行動力が羨ましくて。今親になってロッタを見ながら、「子供は子供らしいのが当たり前。大人は辛抱強く、子供の気持ちを理解してたくさん愛してあげよう」と思いますが、なかなかそうは簡単にいかないものです・・・。ロッタのお話は92年にスウェーデンで映画化され、日本でも2000年に公開されました。DVDには奈良美智のロッタちゃんのイラストが付いてます。
で、うちの5歳の娘ロッタ(仮名)が(機嫌が悪くなるとまるでロッタちゃんみたいで強情。ちなみにうちの7歳の娘はピッピのような脚を持っています)、4歳半で補助輪なしで乗れるようになったのを機会に、車に取り付けるバイクキャリアを購入しました。車の後部に4台の自転車が載せられます。子供達の自転車はキャリアで運ぶにはまだ小さすぎるけれど。
何の予定もない週末は、車に自転車を積んでさあバイクライドに出発!ブリスベンにはあちこちにバイクウェイ(自転車道。またはバイクトラック。)があるのです。以前の記事「散歩道」にも書きました。主にクリークやブリスベン川沿いに作られています。週末の自転車乗りは気軽に自然と親しめ健康によく、しかも財布にやさしいプランです。今回は私達が良く行くルートを紹介します。
エヴァトンパークのバイクウェイ(スタッフォードシティー・ショッピングセンターから、アナコンダ、スポットライト、ハーヴィーノーマンのお店を過ぎ、ブルックサイド・ショッピングセンターまで続いています)ではこんなのどかな風景が。
大きなサウスバンクでは自転車が大活躍。これは現代美術館の裏。川沿いにバイクウェイがあります。橋(ウィリアムジョリーブリッジ)をくぐっていくとウエストエンドまで続きます。サウスバンクに行く時は、まず子供と私を落としてもらって、お父さんに車は少し離れた路上のフリーパーキングスポットを探してもらいます。シティ方面に行くのならミルトン辺りからバイクウェイに入っても良いですね。
右の建物はPauls ミルク工場。臭います。
グッドウィル・ブリッジを渡るとQUT(クィーンズランド・ユニヴァーシティー・オブ・テクノロジー)とシティーボタニックガーデン。ボタニックガーデンも良いサイクリング&ピクニックスポット
今回はグッドウィルブリッジから左折してフリーウェイの下を通ってシティーへ。 上に上ってトレジャリー・カシーノの前に駐輪してシティー散歩。
週末のUQ(クィーンズランド大学)でのバイクライドも楽しい。新しく出来たEleanor Schonell Bridge
大学構内にあるギャラリー
ここはバードンの ボーマンパーク(Bowman Park)自転車の練習にもよいところ。 他にはアシュグローヴの隣、セントジョンズウッドのバイクウェイも自然がいっぱいで大好き。あなたのおすすめのバイクウェイあったら教えてくださーい。
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コメント
yokoさん、こんにちは。
自転車のお散歩楽しそうですね。
水筒におにぎりなんか持ったら日本でのピクニックを思い出します。
日本の自転車に比べ、以前買った自転車は椅子が固く、ちょっと
乗っただけでお尻が痛く以来乗っていません。。
ご紹介されている「ロッタちゃんとじてんしゃ」の挿絵を見て
懐かしくなりました。私も小さい時に読んだ記憶があります。
下のイラストのとんがり目の絵はよく見かけていたのですが
同じロッタちゃんがモデルとは知りませんでした。恥ずかしや。
余談になりますが、センスオブワンダーの本、yokoさんに影響されて購入しましたよ!!
昨日日本から戻った旦那に持って帰ってきてもらい、まだ読みきっていませんがかなり薄いのですね。もっと分厚いものかと思っていました。
友人にもプレゼントしましたし、これから少しずつ読んでいこうと思います。
投稿: Pandy | 2007.11.28 19時33分
Pandyさん
私の自転車のサドルも固くてお尻が痛いので、クッションのいいのに替えようかと思ったりもしていましたが、慣れてきたみたいです。
Pandyさんもロッタちゃんの読者でしたか!うれしいなあ。あのイラストのロッタちゃんは映画に出てきたロッタちゃんがモデルです。日本では静かなロッタちゃんブームがあったみたいですね。
レイチェル・カーソンは『センスオブワンダー』の執筆途中で世を去ってしまったそうです。それだから余計にこの薄い本の中の一行一行がとても大切に感じます。
投稿: yoko | 2007.11.29 19時06分