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アヌーナのクリスマス・ソングス

 U2が83年のWar Tourで、オープニングに使っていたクラナドの 『 ハリーズ・ゲームのテーマ) 』 (YouTube) に心奪われて以来、私の長いケルトの伝統音楽の旅が始まりました。この曲は 『 マジカルリング~妖精の詩 』 の最初に収められています。( しかしU2のWar Tourのコンサート 『 ライヴ・アット・レッドロックス 』 ってどうしてDVD化されないのでしょう?当時私は1万3千円くらい出してこのヴィデオを買ったのです。しかもモノラル。ステレオHiFiなどなかった。あの時代のアルバイト代時給350円だったっけ。確かこのヴィデオが見たいがためにヴィデオデッキを買っ(てもらっ)たんだ。・・・10万円はしたと思う。) (注:2008年に初DVD化されました!)

 クラナドから始まってお決まりのようにブリティッシュ・フォーク入門。フェアポート・コンヴェンションのサンディー・デニー、ペンタングル、ジョン・レンボーン・グループ、スティーライ・スパン、シリー・シスターズ、アイルランドのアルタン、ディダナン、クラナドのブレナン家兄弟の末の妹エンヤ、スコットランドのカパーケリーやキャスリン・アンマクフィー・・・。しかも友人たちとアイリッシュバンドまで始めてしまって・・・。

 そしてその後奇跡の音楽とも言えるアイルランドの男女混声グループアヌーナ(Anuna)の存在を知りました。彼らの音楽はこの世のものとは思えない、天上から降りてきたような音だったのです。男性ヴォーカルがメイ41sjqag8w1l__aa240__2ンの曲も中にはあるのだけど、私には少し重く感じます。アヌーナ女性ヴォーカルだけで編集してディスクを作ってみたらいいかもしれないな。

 95年のファースト・アルバム(右)に 『 The Blue Bird 』  という美しい曲があります。少し前にたまたま車で仕事に行った早朝、ABCのクラシックFM局からこの曲が流れてきました。歌っていたのは他の合唱団だったけど、この歌は19世紀後半から20世紀初めのアイルランドの作曲家C.V.スタンフォードによるものだということをその時知りました。

 早朝のクラシックFM良いです。午後5時からのプログラム 「 クラシック・ドライヴ 」もいい曲がかかります。ワールドミュージックやジャズも流れます。曲目が知りたいときはウェブサイトで簡単に見つけられるけど、その曲をCDで手に入れようとなると、さすがここはブリスベン。見つかりません。

 私にとってリヒテルのバッハ平均律クラヴィーアもそうだけど、朝目覚めた時、最初にこういう音楽が流れたら相当感情に染みます。一日の中で感受性が一番研ぎ澄まされている時間帯なんだと、昔友人がおしえてくれました。

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 さてアヌーナのことを記事にしようと思ってネットで検索していたら、なんと来日公演がこの12月にあるのを知って驚いています(今さっき知ったばかり・・・)。YouTubeで過去の日本公演の様子がトップで観られるけど、今年もやって来るだなんて知らなかった。名古屋は残念ながらないようですね。来月里帰りするのに・・・。がっくり。東京まで観に行きたい気もするけれど・・・。

51e2429yg5l__aa240_  それはさておき、アヌーナの 『 クリスマス・ソングス (日本版タイトル:ウィンター・ソングス) 』 は息を呑むほど美しく、この季節しか聴けないのが残念です。1曲目のアウェイ・イン・ア・メンジャーはオーストラリアでは子供達が最初に覚えるクリスマスキャロルの一つのようです。このアヌーナの歌を聴くだけでもこのアルバムを手にする価値はあると私は思います。

 オーストラリアで手に入るかどうか分らないけれど(私は何年か前にアマゾンで購入)、これ1枚で師走の喧騒から離れ心安らぐ年末を迎えられると思います。

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 エルヴィス・コステロ215yev8j9yl__aa130__4ビル・フリゼルの 『 ディープ・デッド・ブルー 』 のタイトルソングをカヴァーした99年のアヌーナの 『 Deep Dead Blue 』 (左)も素晴らしいアルバムです。コステロ&フリゼルのこのアルバムも大好きな1枚。

 アルジェリア生まれのフランス人エクトル・ザズーの、ケルトの古い音楽を題材にした 『 イツ・イン・ザ・ダーク 』(下)でもアヌーナのメンバー、ケイティ・マクマホーンの歌声とハープが聴けます。スペインのケルト地域ガリシアのカルロス・ヌーニェス(フルート)、マーク・アイシャム(トランペット)、坂本龍一(ピアノ)、ピーター・ゲイブリエル(バッキングヴォーカル)等々のすごいミュージシャンが参加している名盤で、アヌーナが好きな人に是非おすすめ。

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コメント

はじめまして。 ponzuさんとこからきました。 
マナマナはソフトロックを好む友人の間では普通に話題出てきたりしますが、
ANUNAを知ってる人がいるなんてびっくりしました! 
来日か・・・・。 生で聴いてみたいなあ。 

またお邪魔しますね。 

momoさん
コメント入れてくださってありがとうございます。
ponzuさんといい、momoさんといい、皆さん素敵な世界を持っていらっしゃいますね。また楽しみが増えました。

私こそ、ANUNAでヒットするなんて(失礼!)思いませんでした。そうなんですよ。ほんとうは、好きな音楽のことばかり書いていても書き足りないくらいなんですけどね。

momoさんのサイトにも今度ゆっくりお邪魔させてもらいます。snail

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