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2億2500万年の風の歌:ギュルウィン・ナショナルパークその2 ピラミッドの巻

 2日目の夕方の散策は1時間くらい。それでも巨大な岩が次々と現れてくるので飽きることがありません。 

 そして3日目は文句なしの晴天。家族4人はピラミッド目指して出発しました。

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 ピラミッドと呼ばれる巨石は山の上にありました。

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 ピラミッドまでは往復2時間くらい。頂上手前付近から地面(岩)に白い印が付けてあるのでそれを辿っていきます。マウント・ウォーニングのように鎖の手すりはないので小さな子供には危険です。うちの6歳も途中でストップさせ、夫と交代で頂上まで登りました。子供がどんどん先に登っていってしまったのに、本人は先に進めずに泣き出してしまった母親もいました。高いところが嫌いな人は避けた方が無難かな。

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 登山の後はテントに戻って早めにシャワー(Not too bad)。それからチャイを作って至福のひと時。あー幸せ。写真のアルディ(ALDIの豆乳は認定オーガニック(ACO)。シュガーフリーでオーガニックの米飴でほんのり甘みが付けてあって、オーガニック・サンフラワーオイルとシーソルトが入っています。美味しくてしかも$2以下で買えるのが嬉しい。

 うちでは子供達が4年位前に牛乳アレルギーとわかって以来牛乳のかわりに豆乳。それからずっと緑色のVITASOY(オーガニック大豆使用)を選んできたけれど(味は悪くなかった)、砂糖が入ってて、しかも値上がりしてきて($2.50~$2.70ぐらい)悩みの種でしたが、最近アルディファンの義理の母親の冷蔵庫でそれを発見し、とても好きになりました。近所にお店があったらいいんだけどな。

 それから、上左写真はALDI コーンチップスとサルサソース(3つの辛さが選べる)も、認定オーガニック+オーストラリア産+美味しい+安いの四拍子です。こんなに安くしていいのかしらと心配になります。しかし不思議なお店ですよね。アルディって。楽器やライフジャケットやらがビスケットの横に並べてあるんです。

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 夕飯を待ちながら子供たちとお父さんはギターを伴奏に歌なんか唄って、なんだか大昔のキャンプみたい。フレッド・ニールのドルフィンズ(1967年のアルバム『エヴリバディーズ・トーキン ’真夜中のカウボーイのテーマ’』の1曲目に入ってます)をみんなで合唱。環境保護の歌としても有名のようです。

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 私はスコットランドのアーティストエディー・リーダーのヴァージョンが一番好き。YouTubeで歌が聴けます彼女のフェアーグラウンドアトラクション解散後の92年のファースト・ソロ・アルバムで知った曲なんですが、名古屋のクラブクアトロで観た彼女の演奏(いつだったかなあ?その年か翌年か)の素晴らしさは今でも眼に焼きついていて、鳥肌がたつほど感動的でした。あんなコンサートを、今度は家族みんなで体験できたらどんなに素敵だろうと思います。

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 私の知る限りではこの名曲は、ティム・バックリー(ジェフ・バックリーのお父さん)、ビリー・ブラッグ(91年の6枚目のアルバム『ドント・トライ・ディス・アット・ホーム』)や、ロディー・フレイム君(アズテック・カメラ懐かしいなあ。ネオアコですね!)らがカヴァーしています。それにしても、ジェフ・バックリーにもこの歌をカヴァーして欲しかった・・・。ああっ、また趣味に走ってますか?ごめんなさい。

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ビリー・ブラッグのこのアルバムは、R.E.M.のメンバーや元スミスのジョニー・マー、カースティー・マコール(惜しい人を亡くしました)参加のポップなアルバムです。

 しかしギター(アコースティックですもちろん)をキャンプに持ってくる人々って結構いるんです。キャンプ場で他に2人くらい見たけれど、どうしてみんな『スモーク・オン・ザ・ウォーター』を弾いちゃうんでしょうか?弾かずにはいられないのかな?他にはAC/DC、やっぱりオーストラリアです。でも残念ながら『天国への階段』は聴けなかった(笑)。

 さて、誰かが『ノルウェイの森』を爪弾いていたその夜、私はテントの中で懐中電灯の灯りで『シドニー!②ワラビー熱血編』も読了しました。村上春樹のオーストラリアへの素直な感じ方にとても納得がいったし、シドニーからブリスベンまで車で旅したこととか、オーストラリアの歴史、キャシー・フリーマンのエピソードなどとても読み応えがありました。 

 でも私自身はあのシドニーオリンピックには全く関心がなかったんです。年始めに生まれた初めての赤ちゃんを抱えてあたふたとした毎日を送っていたけど、観たのはは開会式と閉会式くらいだったかな。開催地オーストラリアに住んでいたって、日本の選手がTVで観られるわけではないんですよね。女子マラソンで日本人が金メダルを獲ったというニュースを聞いたのも翌日だったのでした。

 こうして私のような人間が、今頃読んで感銘を受けているというのもなんだか可笑しいですよね。しかし、あのオリンピックを境にどのくらいオーストラリアが変わったかを春樹さんは想像できたかなあ。読みながら、彼の見なかったオーストラリア(新しいものではなく自然など、例えばキャンピングの愉しみ)を教えてあげたい気分になっちゃった。退屈なB級映画のような世界かもしれないけれど。

 その夜、ポッサムの親子(人に馴れてます)が食べ物を漁りに何度も出没していたのだけれど、私達が寝静まった頃にもちゃっかりとテーブルに上がってくれてました。食べ物は野生動物に持っていかれないように片付けておく必要があります。生ごみも要注意です。

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 というわけで次回の完結編、スフィンクスの巻へと続きます。

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