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ビクトル・エリセ「アナ、3分」

 スペインのビクトル・エリセ の映画「エル・スール」が初めて85年に日本で公開されることになり、その時に彼の前作「ミツバチのささやき」も12年経って初公開された。名古屋のインディペンデント・ミニシアターでエリセ映画を立て続けに初体験したのだが、いまだに私の心の奥底に灯火を残す忘れがたい映画だ。アナ・トレントは7歳の時に「みつばちのささやき」で主演した。

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 そのエリセが撮ったアナ・トレントの3分の動画をツイッター経由で見つけた。

 以下YouTubeより転載。

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 主演アナ・トレント 監督ビクトル・エリセ 3.11 A Sense of Home Films

今もう一度、誰もが"A Sense of Home"(「家」という感覚)から生まれる、"家族とは"  "ふるさととは" "祖国とは" というものを再認識・再確認するべきこの機会に、世界中の人と考えてみたい。





<アナの言葉より>

ビデオは全部見たわ
一日目、二日目、三日目の物も
「二十四時間の情事」のセリフと同じね
「ヒロシマ、モナムール」
今日は8月6日・・・
あれから66年
広島に原爆が投下されてから
そして、あの災害
この2つのできごとは、もちろん全く別のもの
でも同じ国の惨事

津波は、車や船をオモチャの様に、押し流していった
その様子に、語りや音楽を重ねて報道する
慈悲の言葉や音楽と共にね
当然だけど・・・
映像を曲で包み込み、ビデオ・クリップみたい
こんなのって、何だか陳腐だわ
痛みを感じさせることを怖がっているみたい

自然に対して私たちは、無力な存在だけど
脅威は自然だけじゃない
福島の原発がまさにその例
悲惨だわ

それなのに
未だ新たな原発施設の建設が進められている
地球は私たちの故郷なのに
なぜ災害の種を?

わかってる
便利な暮らしを行うには
資源も必要だもの
でも、地球も疲弊してしまうわ

それに私たちが求める富は
貧しい人々の上に成り立っている

私は感じるの
私たちを見つめる
死者の問いかけを


9月11日に奈良県吉野郡にある金峯山寺にて奉納上映された。
東北地方など被災地・被災地近郊を巡回上映する予定。

 

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 ありがとう、アナ。ありがとう、エリセ監督。

 「ミツバチのささやき」の予告編を見つけた。

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コメント

 この日記は全く知らなかったんですが、「エル・スール」と「ミツバチのささやき」がNHKBSで放送されたので、録画してBlu-rayに焼きました。焼いただけで全然見る予定がないです。sweat01

suika さん
BSってほんとにいい映画を流してますよね。
いいなあ。
「ミツバチのささやき」は現在DVDが中古でしか手に入らなくて高値なんですよ。
是非観る予定にしてください。

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