戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは
新学期が始まって早5週間。既にターム1(1学期)の半分を通過した。去年の今頃はどうしていたかなとブログを開けてみると、ロッタがコマッタちゃんなのは新学期が始まったせいなんだと分かる。南半球の五月病と診断してもいいかな。しかし今年のはなかなか手ごわい。
イヤー7のピッピは学校でミュージック・キャプテンに任命された。朝礼の就任式を見に行った。ピッピ大きくなったなあ。身長が一ヶ月前の誕生日からさらに2センチ伸びて164cm(朝起きて彼女に会うと突然伸びているのがわかる)。
子供達の習い事は去年と同じだが、今年からロッタのジムナスティックスは夜の6時から8時まで。ピッピの合唱団の練習は土曜日ではなく火曜日に変わり、夜6時半から8時半まで。夕飯時に家族全員が揃わないというのは我が家では初めてだ。今年は合唱団のタスマニア(ロッタ)とニュージーランド(ピッピ)旅行もあるんだっけ。。。子どもたちはみんな日一日と成長している。この前まで赤ちゃんだと思っていたのに。。。
そういう私はと言えばまたひとつ年を取り、40代最後の一年に足を踏み入れた。

最近よく焼いているのはソーダブレッド。昔旅行したアイルランドで何度か食べた懐かしい味。サルタナを入れて午後のお茶の友。ジャムとダブルクリームも付けちゃう。
最近は朝ごはんに焼きたてのパンが多い。子供達(私も)がシリアルに飽きたせいか週に3回位焼いている。この間は珍しく小麦粉を切らしてしまったので、パントリーに残っていたスペルトフラワーでパンを焼いてみた。オーガニック・スペルト粉、白神こだま酵母、オリーヴ・オイル、米飴、自然塩、水(小麦粉で作る時の分量より少なめにするのがコツだとネットで知る)のみ。翌朝、パリッともっちり、フランスパンのような可愛い形のローフが焼きあがった。スペルトって酸味があるんだと知る。子供達にも好評。小麦粉、全粒粉も含めて一週間に3kg(もっと?)は使ってるかな。

さて。何故だかやたら夢見がちなお年頃の最近の私のお気に入りは、ポール・サイモンの83年のアルバム「ハーツ・アンド・ボーンズ」。昨年リリースされたボーナストラック入りのリマスター盤をローカル某CDショップで見つけちゃったから。この間「グレイスランド」の音のよさに驚いたけど(ここに書いたね)、これも大満足。

実はこの「ハーツ・アンド・ボーンズ」は、私が初めてリアルタイムで聴いたポール・サイモンのソロ・アルバムだった。当時の評価は(昔からのファンの)あまり芳しくなかったようだが、私には不思議と惹かれる曲がいくつか入っていた。
思い起こせば、私がポール・サイモンのソロアルバム(LP)を手に入れたのは、サイモン&ガーファンクルがセントラルパークで再結成コンサートを行った81年(ここにも書いたか)直後だったと思う。「時の流れに」「ワン・トリック・ポニー」と手に入れ、未熟なリスナーながら彼の音楽を楽しんでいた時代があった(ここにも書いてたっけ。ほんとにしつこいね)。そして30年近い年月が流れて、あの時代の空気と自分が蘇る。歌は全く色褪せていない。色褪せるどころか鮮明に輝いている。自分が年を取った分、若い頃には気が付きようのなかった感動もやってくる。
特に大好きな曲は8曲目の「レネー・アンド・ジョルジェット・マグリット・ウィズ・ゼア・ドッグ・アフター・ザ・ウォー」 長いタイトルだけど、ゆったりとしたワルツのリズムと独特のメロディーがなんとも魅力的なのだ。マグリットとはもちろんあの有名なシュールリアリズムの画家。オリジナルのプロモヴィデオの冒頭でポールと犬を連れて歩いていたのは彼の当時の奥さんのキャリー・フィッシャーだったと思ったけど違ったかな。YouTubeに上がっているのはとても画像が悪いので、本物のマグリットと奥さんのフィルムなどを繋いだ素敵な動画を貼っておこう。
The Pilgrim, 1966
René Magritte (Belgian, 1898-1967)
このマグリットの絵を真似たものがヴィデオにも登場するけど、本物をよく見るとポール・サイモンに顔が似ているような?
やっぱりオリジナルのPVも貼っておこう。。。
おしまいに、今朝小雨降る前庭で見つけたオーストラリアのレインフォレストの植物、ファイアーウィール・トゥリー (Firewheel Tree) の花。こんなに咲いてたなんて全然気がつかなかった。初めて花を付けた2年前は木のてっぺんの高いところに咲いてたから写真が撮れなかったんだっけ。それにしても鮮やかな赤
翌朝晴れたのでもう1枚。やっぱり上手く撮れないな。
« 気がついたらもう2月 | トップページ | BBCドキュメンタリー 「津波の子供たち」 »
「Paul Simon」カテゴリの記事
- 図書館で見つけた「サプライズ」(2009.07.13)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
- 海辺の一日の終りと始まり(2012.01.19)
- Getting Ready For Christmas Day (2011.12.24)
「こども」カテゴリの記事
- 手前味噌とキャンピング(2011.10.08)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
- 気がついたらもう2月 (2012.02.03)
- Getting Ready For Christmas Day (2011.12.24)
- 最後の一週間:アヌーナとウィグルスのクリスマスソング(2011.12.08)
「アート、クラフト&ソーイング」カテゴリの記事
- 最近作ったもの(2012.05.13)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
- 手づくりのクリスマス飾り(2011.12.19)
- クリスマス・バザー始まる(2011.12.01)
- クリスマス・バザー@マウント・クーサ植物園(2011.11.19)
「オーガニックのお菓子」カテゴリの記事
- 最近作ったもの(2012.05.13)
- ナッツフリー・チョコレート風味ミューズリー・バー(2007.09.11)
- 嬉しいイースター休み(2012.04.01)
- おやすみなさい。よい夢を。(2012.03.17)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
「庭」カテゴリの記事
- 手前味噌とキャンピング(2011.10.08)
- 永久に原発ゼロの日を信じて(2012.05.05)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
- 気がついたらもう2月 (2012.02.03)
- 久しぶりです(2011.09.10)
「植物」カテゴリの記事
- 手前味噌とキャンピング(2011.10.08)
- エリンとカースティーを想う(2012.04.14)
- 戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは(2012.02.25)
- 風に吹かれて(2012.01.10)
- 蕎麦茶とカスタード・ポップオーヴァー(2011.11.19)














そうか!
レイア姫はポール・サイモンと結婚してたんだった!
投稿: suika | 2012.02.27 03:44
suikaさん
2人の結婚はすぐ破綻してしまったそうですが。
このアルバムのタイトル・トラックでもある2曲目の「ハーツ・アンド・ボーンズ」は、そのレイア姫との愛の葛藤が、赤裸々にでもロマンティックに歌われてて私の大好きな歌なんです。
http://youtu.be/kZ425RKCqco
他にも「遥かなる汽笛に」という歌は最初の奥さんとの関係を歌ったもの。
実はこのアルバムはあのS&G再結成コンサートのヒット後に、S&Gとしてリリースされるはずだったのを、ポール・サイモンがアート・ガーファンクルの録音を全部消してしまってソロ・アルバムとしてリリースしたという逸話があります。
投稿: yoko | 2012.02.27 21:34
2、3日前BSで見たんですが、今度はNew South Wales州で洪水でしょうか。
日本では全く伝えられていません。
海面上昇の影響でしょうか。
投稿: suika | 2012.03.02 15:14
suikaさん
ブリスベンは残暑が厳しくぼ~っと過ごしていたらNSWの南部とVICの北部は大雨だったんですね。
ニュースを見てびっくり!
なんとNSWの面積の75%が水に浸かってしまったと!
ACTにあるCotter Damが溢れる瞬間の動画がありました。
http://video.theaustralian.com.au/2204439442/Cotter-Dam-overflows?area=videoindex7
恐ろしいです。
洪水に見舞われたCoomaの映像では「シリアにいるよりはまだましだよ」と誰か(父親が子供に言ってるのでしょうか)がこぼしていました。
http://video.theaustralian.com.au/2204483233/Cooma-under-water?area=videoindex3
みんな無事でいて欲しいです。
投稿: yoko | 2012.03.02 18:15