BBCドキュメンタリー 「津波の子供たち」
昨日観た衝撃的なBBCドキュメンタリー "This World 2012 Inside the Meltdown" は、日本のメディアが今までどれほどまで真実を隠し通してきたかということがはっきり映し出されていて衝撃的だった。それに次いでまた今夜もBBCドキュメンタリーを観た。"Japan's children of the tsunami " 「津波の子供たち」。
3月1日にBBCで放映されたばかりのこの番組は、地震と津波と放射能に無残に痛めつけられても美しい日本の風景と子供達を土足で踏みにじることなく静かに映し出していて、それが悲しみを一掃深くしてしまう。
残酷な自然の仕打ちに遭い、多くの大切なものを一瞬にして奪われ、そのうえ原発事故によっていまだに理不尽な放射線との背中合わせの生活を強いられている被災地の子供達の純粋なまでの美しさ。何故この子達がこんな酷い目に遭わなくてはならなかったのか?大きくなったら世の中の役に立つ人間になりたいと希望を持っている子供達の姿に強く胸を打たれた。
あれから一年になろうとしている。
動画のリンクが削除されてたらごめんなさい(もう2回張り替えた)。
原発絶対反対!
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こんにちは。
わたしもちょうど、トランジション関連の人から教えてもらって観たところでした。
ショベルカーを運転していたお母さんの表情、言葉、それから子供たちの様子など、見ていて心が痛みました。
投稿: 種から森へ | 2012.03.05 11:47
種森さん
汚染された被災地はそれでも自然の豊かな日本のふるさとなんだということが映像から伝わってきますね。
そこに住む人々に疎開して欲しいと訴えるのはとても残酷なことなんでしょう。
でもこれから先の子供達の健康を考えたら、やっぱり一日も早くそこから離れて欲しいと願わずにはいられない。
でもそれでさえ拭い去れない苦しみがある。
さっき知ったとても悲しいニュース。
http://t.co/9raMCYEB
投稿: yoko | 2012.03.07 22:42