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2013年4月

追憶の夜 Byron Bay Bluesfest

 4月1日イースター・マンデイ。 長年の憧れだったByron Bay Bluesfest の会場、Tyagarah Tee Tree Farmの土を踏んだ。ブルース・フェストは、毎年イースターの連休に開かれていている野外音楽コンサートで今年で24回目。お隣のNSW州だがブリスベンから車で約2時間。こんなに近いのに何故今まで行かなかったのかと思うけれど、それはチケット代の高さとかキャンピングとか宿泊費とか、家族で行ったら一体いくらかかるのだというたくさんの心配があり、決断するのは清水の舞台を飛び降りる覚悟があると思っていたからだ。それでもいつかいちどは行ってみたいと思っていた。

 その今年のイヴェントの最終日に私の愛するポール・サイモンボニー・レイットが演奏すると知ったのは開催の一ヶ月半前のことだった。盆と正月が一緒に来たような(いやイースターとクリスマスが一緒に来た?)もういてもたってもいられなくて、ボクちゃんに呪文のようにBluesfest、Bluesfest、、、と唱え続けたのだが、音楽ファンのくせに気乗りしない彼に私が全部出資(少しながらの稼ぎがあるというのはこういうときに役に立つ)するからとなんとか説得、値下がりしてたファミリー・チケットを購入し、会場から30分のBallinaのリゾートホテルをブックしたのが一ヶ月前。イースターサンデイには大好きなルカ・ブルームも演奏したのだが、2日分となるとちょっと話は違う。とにかく一日だけでも、たとえポール・サイモンだけでも、しかもボニー・レイットもとなればもうぐずぐずしてはいられなかった。行かなかったら一生の後悔。結局なんてことない、清水の舞台を飛び降りる覚悟なんて全然必要なかったのだが。

 

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 車で2時間とはいえ、時差が1時間あるのを前夜に思い出し、早めに出るようにとボクちゃんに促すと、彼ときたらめんどくさそうに聞き流すからもう歯軋りものだったが、後数時間で夢のショーが見られると思うだけで心は既にバイロン・ベイ。当日のランチのテリヤキトーフ・バーガーやフルーツやスナック、飲み物類を用意した。車内でお昼を食べて11時ごろ会場のティートゥリー・ファームに入場。目指すはメインステージのMOJOテント。ビーチ・チェアとピクニック・ラグを広げて(次回からはキャンピング・チェアにしよう)まずは持参の魔法瓶とティーバッグと豆乳で熱い紅茶を作った(職場でもらったkeepcupというのを初めて使ってみた。知らなかったけどこれオーストラリア生まれなんだ)。この日のためにたくさん焼いて持っていったお気に入りのビスケットと開放的な音楽とで、初めての屋外コンサートの緊張感はすっかりなくなっていた。

 

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 本当に夢のイヴェントだった。 今までの人生の中でこれほどまで音楽ファンでいてよかったと感じたことはなかった。 会場に集まった人々のみんなが魔法のような至福な時を過ごしたと思う。ブルース・フェストの写真はこのサイトからも(イギー・ポップ!)。Photos from 2013 BluesFest

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