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雲をつかむ時

 朝の通勤バスの車窓から眺める雨に濡れたブリスベンシティーの景色は、iPodに入れたばかりの音楽といっしょに雲が流れるかのごとくゆっくりと動いていった。

 その音楽とは2週間くらい前に車の中で聴いたラジオでかかってた音楽で私は一曲(正確には途中から聴き始めたので半分)聴いてすっかり魅了されてしまったのだ(いつもの話だけどね)。曲が終わった後、タイトルを聞き逃さないように運転しながらも注意深く耳を傾けた。ルーク・ハワードのサン・クラウド、ルーク・ハワードのサン・クラウド、ルーク・ハワードのサン・クラウド。。。。忘れないように3回暗唱して、家に戻ってすぐに検索した。Luke Howard "Sun, Cloud" ラジオでかかっていた曲は多分3曲めのAugustだと思う。

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 驚いたことにこのサイトではアルバム全曲聴けてしまうのだ。感激して即行でCDオーダーしたら週末を挟んで4日で届いた(CD購入するとアルバムのMP3のダウンロードもできるようになっていて、それにはCDには収録されていない2曲のボーナストラックも入っている)。(いつもリツイートばかりの私が)思わずツイートまでしていた。

 ルーク・ハワードはピアニスト/作曲家でメルボルンに住むコンテンポラリー・ジャズ・アーティストである。実はアルバムのライナーにアーティストと同姓同名のルーク・ハワード(1772-1864)というイギリスの化学者でアマチュア気象学者の名前が記されていて、それがさらに私の興味をそそった。その昔に全ての雲に名前をつけた人物なんだそう。

 ここから私のさらなる検索が始まり、かのゲーテはハワードの雲の分類論を説明し彼を讃える詩を書いたということを知る。 「ゲーテの雲の詩」 この本(描かれた技術 科学のかたち―サイエンス・イコノロジーの世界)なかなか面白そうで中古本が安いのがあったので買ってみた。ハワードの業績は「雲の発明」という本で読めるらしい。これも魅力的。でもまずネットで見つけた論文「ゲーテとハワードの雲」 (pdfファイル)をプリントしてゆっくり読んでみよう。こんなサイトもあった。日本における大自然の風景の発見-「雲」を手がかりにして

 しかし、アーティスト、ルーク・ハワードの "Sun, Cloud" というアルバムを形容しようとすると、ハロルド・バッド、マイク・オールドフィールド、ギャヴィン・ブライアーズ、フィリップ・グラス、マイケル・ナイマン、久石譲、ファインディング・ニーモの音楽(←ロッタが言うには)の名前がふわふわと浮かんできてしまう。他の作品も少しずつ聴いてみたい。彼は写真家でもあるようで、素晴らしく素敵な写真がflickrでシェアされていて音楽とともに私の心をなごませてくれる。この下の2つの映像もいい。

Sun, Cloud from Luke Howard on Vimeo.

New Gold Mountain from Luke Howard on Vimeo.

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Luke Howard」カテゴリの記事

コメント

Yoko さん。コメントするの久々です!
この曲どちらも、すごくいいですね。1曲目がとくにすき。アートと音楽、Yoko さんにとって、食べ物のように生きていくうえで大切なものなんだなぁと今回と前回の記事読んで思いました。

種森さん
コメントありがとう!
音楽は私の糧、心と体の栄養だと思います。
いい音楽に出会えたら幸せな気持ちになって心も体も元気になるもんね。
ところで私のツイートをリツイートしてくれた人は誰だと思う?
なんと静さんなのです。

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