植物

9年目のパディントンからの便り

すっかりご無沙汰。
半年が瞬く間に過ぎていった。
2014年は今までの人生で一番短い一年に思えた。
でもこの半年には取り上げたらきりがないほど色んなことがあった。
大晦日に娘ふたり連れて日本に帰って3週間過ごした。
2年振りに故郷の土(いやアスファルトとコンクリート)を踏んだけれど…。
これはまた次の時に。

寒い寒い日本から戻って来て直ぐに仕事が始まり、残暑にぼうっとしていたらスティングとポール・サイモンのコンサート(前から4列目!)があるということを前日まで忘れていた。
ロックの殿堂入り20世紀の偉大なるソングライターでありミュージシャンである二人(その昔ニューヨークの同じアパートメントに住んでいてそれ以来の友人同士だそうだ)が同じステージに上がって一緒に歌うなんて事が起こったなんて未だ信じられないくらいだ。ああ、ボクちゃんと二人で命の洗濯。ポール・サイモンとスティング2人合わせて136歳。待てよ私達って合わせて何歳だっけ?と考えたら何と100歳!






ココログにスマートフォン用のアプリがあると昨日知って早速入れてみた(私のはiPhoneではなくiPodだが)。
写真をアップロードするには便利そうだけど、文字の入力は至難の技だ。
ツイッター感覚で更新すればいいんだろうけど、やっぱり何だかしっくりこない。
そこでクリスマスにやって来たiPad Airで入力してみることにした。
来週からまた仕事が忙しくなる前に今年初めてのブログの更新をサクッとしておきたいのだが、それがなかなか進まない(動画の埋め込みがポッドやパッドで出来ないので結局古いデスクトップを使って仕上げているのだが、30分に一回は壊れる)。それにしても半年空いたせいで、いよいよ作文も出来なくなってしまったみたいだ。でも最近本当に忘れっぽいので呆け防止対策で自己嫌悪覚悟で再開したいと思う。

今日焼いたのは、先週からお店で焼き始めたグルテンフリー・ブルーベリー&バナナ・マフィン。
うちでは高きび粉とココナッツ粉と米粉とタピオカ粉を混ぜたグルテンフリーミックス。米飴と蜂蜜で甘みを付けた。
仕上げにシナモンシュガー。






今年最初のオプショッピングは、2日前ヴァリーのレッドクロスで。オーストラリアのヴィンテージ皿とこれもオーストラリアのデザイナーズブランドCRのコットン&ヘンプのスカート(仕事着にちょうどいい)2点で5ドル!5ドルで幸せになれちゃう私って本当に可愛い・・・というか成長してない。

オプショップ (op shop)というのはオポチュニティー・ショップ(opportunity shop)という名前の略のこと。最近こんなことがあったんだって。

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1954年7月27日


 石垣りんさんは、社会問題を告発する詩をいくつか残している。これは59年前の今日の日記。彼女は今、雲の上からどんな想いで日本を見つめているだろうか。

 

日記より 

 

一九五四年七月二七日
これは歴史の上で何の特筆することもない
多くの人が黙って通りすぎた
さりげない一日である。

 

その日私たちは黄変米配給決定のことを知り
その日結核患者の都庁坐り込みを知る。

 

むしろや毛布を敷いた階段、廊下、庭いっぱいに横たわる患者ストの様相に
私は一度おおうた眼をかっきりと開いて見直す。

 

明日私たちの食膳に盛りこまれる毒性と
この夜を露にうたれる病者と
いずれしいたげられ、かえりみられぬ
弱い者のおなじ姿である。

 

空にはビキニ実験の余波がためらう夏の薄ぐもり
黄変米配給の決定は七月二四日であった、と 新聞記事にしては、いかにも残念な付けたりがある、

 

その間の三日よ
私はそれを忘れまい。

 

水がもれるように
秘密の謀りごとが、どこかを伝って流れ出た
この良心の潜伏期間に
わずかながら私たちの生きてゆく期待があるのだ。

 

親が子を道連れに死んだり
子が親をなぐり殺したり
毎夜のように運転手強盗事件が起り
三年前の殺人が発覚したり、する。
それら個々の罪科は明瞭であっても
五六、九五六トン
四八億円の毒米配給計画は
一国の政治で立派に通った。

 

この国の恥ずべき光栄を
無力だった国民の名において記憶しよう。

 

消毒液の匂いと、汗と、痰と、咳と
骨と皮と、貧乏と
それらひしめくむしろの上で
人ひとり死んだ日を記憶しよう。

 

黄変米配給の決定されたのは
残念ながら国民の知る三日前だった、と
いきどおる日の悲しみを
私たちはいくたび繰り返さなければならないだろうか。

 

黄変米はわずか二・五パーセントの混入率に
すぎない、
と政府はいう。

 

死んだ結核患者は
あり余る程いる人間のただ一人にすぎず
七月二七日はへんてつもない夏の一日である、
すべて、無害なことのように。

 

  (現代詩文庫46 「石垣りん詩集」思潮社より)

 黄変米(おうへんまい)事件についてはここで詳しく読める。当時の厚生大臣が試食して安全性をアピールするなんて、まるで原発事故後の今日の政府の対応そのものだ。


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写真日記半年分

 雨模様の週末。そして冬休みも既に半分が経過。今回は仕事を2週間オフにしてもらった。プロジェクトが山積みなのになかなか片付かないのはどうしてだろう?日が短くなったせいで、うかうかしてると一日があっという間に終わってしまう。大体、夏には5時には起きていたはずなのに、今や8時起き(!)。

 そう、夏の間続いてた早朝ウォーキングはただいま休止中。エクササイズをやめた途端体重が3kg増で、あわてて仕事場から歩いて帰るようにした。1時間15分かかるけど、日差しが暖かくてとにかく気持ちがいい。音楽を聴きながら、バス代片道4ドル(高いよねえ)浮くのでさらに足取りは軽いのだ。ちなみにこちらでは普通交通費は支給されない。お店のスタッフはみんな車で出勤し、1日15ドルの駐車場を利用しているのには驚いた。

 この頃の私の朝ごはんは玄米粥。歳をとった証拠かなあ。でも冬は温かい朝食が欲しいのだ。玄米をたくさん炊いておにぎりにして冷凍。小鍋で梅干と一緒に煮るだけ。小豆玄米の時もある。お赤飯のお茶漬やおかゆを食べる度、自分の結婚式に雨が降るからお茶漬けにするのは駄目よと祖母か母親に言われたことを思い出す。そんなに悪いことなのか?美味しいんだけどね。当時はそれがどうしたと反発もしなかったのは、やっぱり自分の結婚式が雨に祟られるのは嫌だと思ったのかなあ。でも自分の結婚式の想像なんてしたくなかった。実は今でもしたくないのだが。

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 ごはんの友自家製キムチも欠かせなくなった。アミやナンプラーの替わりにお味噌とお醤油と昆布を入れた。家で食べるのは私一人だけ。それでも月に一回は白菜一玉漬けている。旬の白菜はしゃきしゃきと美味しい。

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 この際だからたまってた半年分の写真をぱらぱら並べてみるかな。

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私の故郷

 3年半ぶりの日本。あれからもう3ヶ月が過ぎていってしまった。既に夢の中というか、オーストラリアに戻った瞬間に私の心は日本滞在前の日常モードにすんなりとリセットされてしまっていた。それと同じことだが、日本に着いた瞬間にオーストラリアでの生活の記憶がぷつんと消えて思い出せなくなってしまっていた。

 行きのフライトではゴールド・コースト空港で7時間もの出発遅れで散々な目にあった(実は帰りも関空のチェックインで2時間も並ばされるという酷い目に遭ったのだが)。なにしろ関空に飛行機が到着したのは翌朝の午前3時過ぎ。ホテルに電話しても繋がらないし、空港前に並んでいたタクシーはホテルは近すぎるから乗せてくれない(こんなことあり!?)。結局ホテル宿泊、というか仮眠とお風呂と朝食はあきらめて飛行機会社が臨時で出してくれた難波行きのバスに乗って始発の近鉄特急で名古屋に帰ることにした。しかし信じられないことに、切符を買おうとしたら現金しか取り扱ってないと言われ、ゾンビのような顔をして真っ暗な寒い難波のビル街をATMさがして歩く羽目になった。コンビニを見つけ、マシーンに銀行カードを入れて日本の紙のお金が出てきたときは本当に嬉しかった。

 私の目に映った311以降の最初の日本の景色。平常通り規則正しく移動する都会の日本人の姿。駅や交差点やお店のエスカレーター付近で繰り返されるアナウンスの雑音。知っていたはずの日本の日常に凄く違和感を感じた。なるべく他人とコミュニケーションをとりたくない、人と係わりたくない、そんな雰囲気がなんとなく伝わってくるのだ。それは単に日本人のシャイな性格だからなのか?それとも私がオーストラリアに長く住んでしまったから感じるだけのことなのか?

 他にもお店での若い人々の「いらっしゃいませ~」と繰り返される鼻にかかった奇妙な声が馴染めなかった。彼らはその時作業しながら自分の手を見ながらいらっしゃいませと繰り返し、その目を誰にも向けていない。大きな全国チェーンの古本屋に行った時もマニュアル通りに接客というか、パチンコ屋のようにただ自動的に音声を回転させている店員のアナウンスが不思議だった。そういえば、忙しく動き回る店員をやっと捕まえて「詩集はどこにありますか?」と訊くと、案内されたのは手芸の本の並べてある一角。これはもう苦笑いをするしかなかったっけ。だってまるで茨木のり子の「詩集と刺繍」だったから。

 

  詩集と刺繍

  詩集のコーナーはどこですか
  勇を鼓して尋ねたらば
  東京堂の店員はさっさと案内してくれたのである
  刺繍の本のぎっしりつまった一角へ

  そこではたと気づいたことは
  詩集と刺繍
  音だけならばまったくおなじ
  ゆえに彼は間違っていない

  けれど
  女が尋ねたししゅうならば
  刺繍とのみ思い込んだのは
  正しいか しくないか

  礼を言って
  見たくもない図案集など
  ぱらぱらめくる羽目になり
  既に詩集を探す意志は砕け

  二つのししゅうの共通点は
  共にこれ
  天下に隠れもなき無用の長物
  さりとて絶滅も不可能のしろもの

  たとえ禁止令が出たとしても
  下着に刺繍するひとは絶えないだろう
  言葉で何かを刺しかがらんとする者を根だやしにもできないさ

  せめてもとニカッと笑って店を出る

 

 雪のクリスマスに両親と一緒に行った一泊二日の山中温泉バス旅行。名古屋駅からの送迎バスの旅は快適で子供達もボクちゃんも楽しめた。インターネットで見つけた格安温泉宿だったけど、本当にそれで採算がとれるのかと心配になった。

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ビッグ・ファイヴ・オー

 1963年2月生まれ。先週ついに50になった(ここではまだ30代半ばくらいに思われているので50だと言っても誰も信じてくれない。冗談だと思われてしまうのも困りものだ)。こちらでは50歳のことを"Big five 0"という。盛大にパーティーをするのが普通らしい。私はまだ50の風格がないのでそれはパスしたよ(というか面倒なの嫌い)。面白いことに先週から仕事が週4日になり(でも一日4~6時間の勤務で無理なく働けるのがありがたい)ワーキングウーマンになってしまったことだ。私の友人でお店のオーナーのリーサは私の誕生日の日にケーキを職場に用意してくれた。若いスタッフもお客さんも一緒になってみんなで祝ってくれて嬉しかった。

 誕生日の朝もらったもの。サプライズのiPod touch 5th Generation 32GB!「ゲームなんてしないしもったいないよ。お店に返してきて」と一瞬というか30分くらい思っていたが、持ってるCDを全部入れてみようと決意したら途端にわくわくしてきたという、まったく子供のような自分に呆れるというか好きだなと思ってしまった。初めてのiPodというかMP3(U2ファンのくせにね)。どうしてこんな薄っぺらなものから音楽が聴こえるのか私の理解を超えている。それでもやっぱりウォークマンほど私の心を躍らせたものはないと思っている。それから写真に入っていないけれど、プレゼントにローズクォーツのネックレスも。愛と優しさの象徴なんだって。うるうる。

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 バースデイ・ディナーはボクちゃんが全て作ってくれて片付けも食器洗いも全部やってくれた。市販のスポンジにブラックベリーとクリームでデコレーションしたケーキも美味しかった。これからは洗濯以外の家事は手伝うって。これはいいぞ素晴らしい。オーストラリア暮らし15年目。朝5時に1時間のウォーキング。みんなの弁当作って(私はいつも昼抜き)出勤。本数が頻繁にある新しいバス・サーヴィスがまたタイミングよくスタートしてシティー方面に行く足取りが軽くなった。今まで使っていたローカルバスはピークアワーでさえ1時間に1、2本だったからね。新しいバス路線私にはとても便利だけど、バス停の数が少ないから利用客は限られてしまうのかな。政治的人気取りとメディア界隈では言われているよう。マスコット・キャラのヘルメットをかぶったシュガーグライダーちゃん(モモンガのこと。ポッサムのように多くはいないけどこの辺りにも住んでいる)、個人的には気に入ってる(写真)。

追記:【閲覧注意】この先に青虫の写真が出てきます。アレルギーのある方はご注意ください。間に合わなかった方、ごめんなさい。これからは気をつけますのでどうかお許しを!

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大地はまだ・・・

 2年前、誕生日に友人が贈ってくれた「わたしを束ねないで」が私の新川和江さんの詩との最初の出会いだった。

 茨木のり子や石垣りんと同じように優しく強さを持った言葉に感動し、もっと早く知っておけばよかったと思った。特に彼女の詩には母性愛を強く意識した作品が多い。でも詩の心を読むことが出来る時というのは、その詩を必要としている時なのだと思う。娘であり、妻であり、母親であり、一人の人間として生きることとはどういうことか。311以降、幾度となく彼女の詩集を開く。今がその時。そしておそらくこれからもずっと。

 

 テレヴィジョン

海の向こう
暗殺された大統領の葬列が
若い夫人の喪服のひだが 見えてしまうおそろしさ
からだに針を突き刺している

ヒンズー教の老人が
インスタント・コーヒーの製法が
栃ノ海の突き落としに土俵をとび出す柏戸が
南ベトナムのクーデターが
福井県に降る雪が
月のあばたが見えてしまう おそろしさ

あたたかな部屋
あかるい灯の下
遠いものの姿が かたちが
手にとるように見えるのに
見なければならないものの姿が かたちが
ますます見えなくなってしまう 
ことのおそろしさ

たとえば
すぐそばにいる あなたの心
こどもの明日
わたしの今日
窓のそとの闇

 

 

 

 きずだらけのこころは・・・・・・

きずだらけのこころはときどき
ひらがなのくさむらにかくします
しかくいもじはかどがあたつていたいのです
そのくさちは 
びるでぃんぐのまちからもとほく
こんくりいとのはしなどもかかってゐない
とがつためつきのひととゆきかふこともない
しずかなむらのはずれにあります
いちにちぢゆうそよかぜがふき
やはらかなひがさし
きこえるのは
のどかなうしのなきごゑくらゐなものです
やがてこころは
ひをすつてふくらんだ 
ごむまりのやうに
ひかつてはずんで
ころころまろびだしてきます
そのやうすはくさがみどりのほそいてで
こころをおしだしてくれたやうに
はたからはみえるはずです
そしてあるいは
ほんたうにさうかもしれないのです

 

 

 今朝の散歩道のワトル。ブリスベンの冬の空は絵の具をチューブから直接搾り出して塗りつぶしたように青い。元気なミツバチたちが忙しそうに花から花へと飛び回っていた。

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エリンとカースティーを想う

 ブリスベンは数日前からぐんと気温が下がってきた。室内にいると一枚羽織りたくなる温度。お布団を冬用に替えた。写真は庭で宝石のように咲くブルー・ジンジャー。Dichorisandra thyrsiflora ブラジル原産だそう。

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 先日の車の事故の記事にひとつ書き忘れたことがあったのでちょっとだけ付け加えておこうと思う。事故の後、足をなくしたボクちゃんとピッピは事故車を運ぶトーイング(牽引)トラック(車とボートの二台必要だった)に、事故現場からビーンリーにあるトラック会社までとりあえず運んでもらったのだ。

 牽引の仕事は大きな事故からブレイクダウンにいたるまで毎日とても忙しいらしい。ボクちゃんは運転手と話をしていて、もしかしたら5年前の大きな事故について知っているだろうかと訊ねてみたのだ。ゴールドコースト方面に向かうフリーウェイで、大型トレーラーの運転ミスが原因で何台もの車が巻き込まれた凄まじい事故のことはニュースでも大きく扱われたので、地元の人なら記憶されてる人もいるかもしれない。何故その話をボクちゃんがしたかというと、実はその事故の唯一の犠牲者となったのが彼のお気に入りのジョージ叔父さん(父親の弟でバイク乗り)の孫のエリンだったからである。地元のコミュニティー・ペーパーのサイトに記事がまだ残されていた。

 運転手はその事故について知っているどころか、事故現場に行って作業をしたのだという。「あんなに酷い光景は今まで見た事がなかったよ」 そう彼は言ったそうだ。当時の新聞記事には、あれだけの惨事でたった一人の犠牲者で済んだのは運が良かった、と書いてあった。しかし、その犠牲者となったのが自分の娘、自分の姉妹、自分の孫だったら?遺族はいったいどうやってこの悲劇と向かい合ったらいいのだろう?

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戦争の後、犬を連れたレネとジョルジェット・マグリットは

 新学期が始まって早5週間。既にターム1(1学期)の半分を通過した。去年の今頃はどうしていたかなとブログを開けてみると、ロッタがコマッタちゃんなのは新学期が始まったせいなんだと分かる。南半球の五月病と診断してもいいかな。しかし今年のはなかなか手ごわい。

 
 イヤー7のピッピは学校でミュージック・キャプテンに任命された。朝礼の就任式を見に行った。ピッピ大きくなったなあ。身長が一ヶ月前の誕生日からさらに2センチ伸びて164cm(朝起きて彼女に会うと突然伸びているのがわかる)。

 子供達の習い事は去年と同じだが、今年からロッタのジムナスティックスは夜の6時から8時まで。ピッピの合唱団の練習は土曜日ではなく火曜日に変わり、夜6時半から8時半まで。夕飯時に家族全員が揃わないというのは我が家では初めてだ。今年は合唱団のタスマニア(ロッタ)とニュージーランド(ピッピ)旅行もあるんだっけ。。。子どもたちはみんな日一日と成長している。この前まで赤ちゃんだと思っていたのに。。。

 そういう私はと言えばまたひとつ年を取り、40代最後の一年に足を踏み入れた。

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 最近よく焼いているのはソーダブレッド。昔旅行したアイルランドで何度か食べた懐かしい味。サルタナを入れて午後のお茶の友。ジャムとダブルクリームも付けちゃう。

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風に吹かれて

 ゆったりと2012年が明けたと思ったら、あっという間にもう10日。ブリスベンは新しく年が変った途端、海に行きたくなるような夏らしい天気が続いている。

 とても嬉しいことに、気温が30度を超えると体の調子がすこぶる良い!もちろんエアコンなど必要なし。首から濡れタオル提げて靴下はいてると足がじーんと心地よく、持病の梨状筋症候群による坐骨神経痛は一体どこへやら。頭がボーっとするのはまたそれでよいの。カウチに座ったらウトウトうたた寝してしまう。熱いほうじ茶(オーガニックショップで手に入るスリランカ産?の有機緑茶を煎ってみたらこれがなかなかいけるのだった)がまた美味しく感じるのは年のせいだろうか。

 今年は庭のアイヴォリー・カール・フラワーの開花が例年より早い。数日前ボクちゃんが育ちすぎた枝を切っていた。ほんとにすごい勢いで生長するから、彼は家が倒されるのではないかとかなり心配している(無計画に木を植えるのはやめましょう)。切った枝の花を集めてくれたので、キッチンはずっと甘いにおいで素敵だった。

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蕎麦茶とカスタード・ポップオーヴァー

 最近好きな飲み物。蕎麦茶。オーストラリア産オーガニックの蕎麦の実(バックウィート・カーネルという名でオーガニックショップで買える)を煎っただけ。実は蕎麦のおこしを作ろうと思って鍋に入れて火にかけたけど、火が弱かったのか上手くはぜなかったのだ。他に使い道はないかと考えたらお茶が浮かんだ。しかしこんなに簡単にお茶になるなんてちっとも気がつかなかったな。香りもよく飲みやすい。
 

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 茶殻は捨てない。そのままお塩を振ってスプーンですくって食べる。甘くしてもいいだろうな。お菓子に混ぜて焼いてもいいかな。

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 キッチンの窓がやっと全開できるほどの暖かさになった。写真は二週間前。

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