マーケット

ストームが2回も襲った土曜日

 暖かくて湿り気のある空気を感じる普通の土曜日の朝だった。そういう日はだいたいストームが来るとみんな知っている。土曜日はマーケットの日だから雨が降り出す前に早めに出かけなきゃと思いながらお茶を飲んでちょっとヨーガのストレッチ。それでもたもたしていたら時計は7時45分を回ってしまってあわててロッタと家を出た。

 いつもの道を車で走らせていたら偶然オプショップ(寄付された不要品を売るチャリティーのお店:スリフトショップ)の恒例のセールの日で、ちょうど開場時間で人々が並んで教会の礼拝堂に入っていくのをロッタが目撃。予定変更でUターン、セール会場に飛び込んだ。もうそろそろセールだったかなと数日前に胸騒ぎはしていたから面白い。ああ、それにしてもこのオプショップは本当に良心的で感動する。何を手に入れたかって?それはまた私に直接会って訊いてくれたらこっそり教えてあげるね。高いお金を払ってみんなが着ているような流行の服を買うのが嫌いな私にとって、ほんとうにこのお店は救世主(クリスチャンではないよ)。子供たちにも素敵な服が見つかってほくほく。
 
 でもねえ、人々は新しい服を手に入れてこれを処分したんだと思うと、私たちはそういう方々からの恩恵を授かっているのかなあ。でもこういうお金の使い道と言うか、社会の底辺で回るお金はまた違う社会で役に立つんじゃないか?と弱い頭で考えていい方へ解釈したりする。それでマーケットへは一時間遅れて行った。駐車が困難かなと思ったけど、また運良く良い場所に駐められてなんと今日はついてるんだろうと思った。
 
 いつものファーマー達から野菜やきのこや果物を買って家に戻ったのは10時前。ちょうどその頃雨が降り出した。しかしその雨が土曜日のブリスベンを局地的に襲ったとんでもないストームの始まりだったとは思いもよらなかったのだ。

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洪水 クリーンアップの手伝い

 今朝ケルヴィン・グローヴのマーケットに行ってきた。お店もお客もまばらの悲しいマーケットだった。フランコの店もなし。彼に会ったが、しばらく売れるような野菜は畑にないそうだ。ウッドファイアー・オーガニック・ベイカリー・バネトンズもずっとマーケットに来ていない。

 少し嬉しかったのは、レモン売りのファーマーにあえたこと。ロックハンプトンからだと思ってたら、私の勘違いでバンダバーグだった。

 子供たちをグランマ宅に預けて、午後からクリーンアップの手伝いに行く。1時にマウントクーサ植物園集合。長袖、長ズボン、帽子にサンダルじゃない靴。日焼け止め。シャベルやスウィープなどの道具。

 詳細はHere is what you need to know in Queensland's flood clean-up - and how you can help

尊敬する人はお百姓さん

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 「畑に来たい?だったらイースターの後がいいよ」

 フランコとタニアの毎土曜日のマーケットのお店で野菜を買うようになってもう5年くらいになるのかな(初めはウェスト・エンド。今はケルヴィン・グローヴ)。バイク好きのフランコに私のトライアンフ・ジャケット(ユニクロのフリースにワッペン貼っただけの偽装マーチャンダイズ)を見つけられてから、すっかり顔なじみになってしまった(バイク好きの人種はとても簡単に仲良しなる)。私がとうもろこしが大好物だと知ると、私のために取っておいてくれたり、「あと○週間で収穫だよ」と嬉しそうに教えてくれる、お茶目なオーストラリア生まれのイタリア人だ。

 イースターホリデイの終わりごろ、言われたとおり家族4人でひょっこり彼の畑を訪れた。ちょうど彼は、愛車トライアンフ・ボネヴィルが置いてあるガレージで、長年使い込んであると思われる鉈をグラインダーで研いでいたところだった。

 オーガニック・ヴェジ・ファーマーのフランコの畑はバークデイル (Birkdale) にある。うちから車で約50分。聞いていたレッドランド・ベイ (Redland Bay) 方面ではあるが、むしろウェリントン・ポイント (Wellington Point) やクリーヴランド (Cleveland) に近い。上の写っている廃屋は、戦後イタリアから移住してきたフランコの両親が最初に住んだ家。

 早速案内してくれたのは種まきの作業場。まずはカーテンレールの尖ったキャップを指にはめて、「こうやって穴を開けてって種をまくんだ」と得意気に言った。キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリーなどがかわいい芽を出していた。

 美味しい写真がいっぱい撮れたかな。

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季節の恵みに感謝して

 年中果物が豊富なオーストラリアだけど、私が一番好きなのはやっぱり秋の果物。馴染みのマーケットの店頭に、今年も季節の瑞々しい果物たちが顔を並べるようになって、夏の終わりと秋の気配を感じるのだ。そういえば朝晩涼しくなって、秋の虫の声がする。

 ブリスベンから一番近い果樹園は、ここから200キロちょっと離れた車で約3時間のスタンソープ(オーストラリアでも屈指のフルーツ産地)じゃないかな。ワイナリーはブリスベンにもあるけど、りんごは育たない。スタンソープへは以前キャンピングで足を運んだことがある。いつものマーケットでウォリック(トゥンバから南へ1時間)のオーガニックファーマーたちが、スタンソープ(ウォリックからさらに南へ50分)のもぎたてのオーガニックのりんごや桃などを持ってきてくれるのはほんとうに嬉しい。

 レイ・オーガニックの2月のスペシャルは、そのスタンソープ産のちっちゃなりんごが$3.95/kg!!ありがとう! そういえば、近所にまた新しいオーガニック&地産、フェアトレードのお店が出来た。The Green Edgeお財布の中身が元気な時行ってみよう。

 写真の赤いのはりんごではなくプラム。最高に甘くて美味しかった!

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クリスマスまであと5日:ニューヨークの夢

 クリスマス前の最後の週末。

 今朝もいつものケルヴィン・グローヴのマーケットで一週間の買出し。ここに通うようになってもう半年以上になったけど、毎週来るたびにお店が増えてきているのは嬉しい(ウェストエンドのマーケットから移動してきてるみたいだけど、ウェストエンドは今どうなってるんだろう?)。

 行きつけの石釜ベイカリーは、とうとう banneton というお店をウールンギャバとアシュグローヴにオープンさせた。アシュグローヴのお店は家からも近いので近々行ってみたいな。

 マーケットでオーガニックの卵がいつも買えなくなったので、ニューマーケットの Wray Organic に寄って帰ってくるのがパターンになった。レイは月替わりでスペシャルがあるのでそれだけを目当てに行けるのもいい。スタッフもフレンドリー。人気なのは商品の値段だけじゃないんだよね。ハッピーな買い物が出来るお店はいい。

 来週の土曜日は祝日のためマーケットはお休み。そのかわり23日(水)は午後4時から9時まで、一晩だけの特別なマーケットが開かれるそうだ。Village Evening Christmas Markets クリスマスの食材の買い足しと、ホリデイモードを盛り上げるため家族で足を運ぶつもり。

 今日は午後に夕立があってひんやりした夜を迎えた(今朝の名古屋は初雪だって!)。

 昨日どこかのお店で懐かしい大好きだったポーグスとカースティー・マコールのクリスマス・ソング 『Fairytale of New York ニューヨークの夢』 が流れてた。87年の曲。12インチのシングル盤も持ってたはず。あれどこへ行った?

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都会のオアシス ケルヴィン・グローヴ・ヴィレッジ・マーケット

 ブリスベンの今朝の最低気温4℃!こんなに寒いの初めてじゃないかな?鼻はつうんとするし、息も白くなった。昼間には温度は上昇するけど(ただいま18℃)やっぱり寒い日だ。おひさまが欲しいから家の扉2つは開けてある。開けたほうが温まるからだけど、足元にはヒーターが欲しくなる。手が冷たい。レギンスにスカートを重ねて田舎おばさんルックである。

 毎週土曜日の買出しがウェスト・エンドからケルヴィン・グローヴに替わって早一ヶ月以上が過ぎた。ひいきにしてるレッドランド(ブリスベンの南東Redland Bay名前の通り赤い土地は肥沃でとても野菜作りに適してるそうだ)オーガニック農家のお店が移動するというので、私も一緒に移動したのである。嬉しいことにケルヴィン・グローヴのマーケットは駐車スペースがたっぷりあること。路上に停められなくても、アーバン・ヴィレッジのショッピングセンター駐車場に入れられる(買い物しなくても2時間まで無料。まだ入れたことないけれど)。

 いつもなら早朝に行かないとなくなってしまう彼らの野菜(一部仕入れてきているのもある)が、8時くらいに行ってもずらりと並んでいるのを見たときにはちょっと大丈夫かなあ?と心配になったけど、週を追うごとにお客さんの数が増えているようで安心した。そしてマーケットにも少しずつウェストエンドで見かけたお店が移動してきているのも嬉しい。先週土曜日はそのケルヴィン・グローヴ・ヴィレッジ・マーケット(オーガニック&ノン・オーガニック産地直送野菜からクラフトまで何でもあり)の一周年の記念の日だった。南アメリカのフォルクローレのバンドの鳴り物入り。とってもピースフル、そして抜けるような青空はまさにマーケット日和だった。

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 QUT (クィーンズランド・ユニヴァーシティー・オブ・テクノロジー)とクィーンズランド・アカデミー(高校)、スーパーマーケット、カフェ、アパートメントが計画的に造られたまさにアーバン・ヴィレッジ。ここはブリスベン?と思うような未来的なビルディングが立ち並ぶ。マーケットは毎週土曜日朝6時からお昼の1時まで、このBlamey Stを通行止めにして開かれる。

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ポリッジの栄冠 さよならグリーン・フリー・マーケット

 前のターム途中から早起きして小学校の始業前の自由ジョギングに週2日参加している。その名も 『キロミーター・クラブ』。 7時40分スタートで約40分オーヴォ(芝生の楕円形の運動場)をみんなで走るのだ。お父さんお母さん、小さな弟や妹も。プラムに乗った赤ちゃんも。ペットの犬も一緒になって走るのだ。

 先生や父兄のヴォランティア達が一周したところで待っていて、子供たちの腕にカラフルなスポッツをつけてくれる。4周で1km。走り終わったらスポッツの数を数えて備え付けの用紙に記録する。毎週集計されてニュースレターで生徒の名前と一緒に発表される。10週間のイヴェントだが、プレップの小さな子供たちから7年生の上級生まで、本当にみんな楽しそうに走る。もちろん歩いてたっていい。今日の子供たちは10周。遅れて行ったけどよく走った。私も一緒に走ったけど何周かな?8周くらい?生理で珍しく今朝はちょっと頭痛がしてたけど、走ってきたらどこかへ吹っ飛んじゃった。

 体を動かすことにまったくネガティヴだった私の子供時代とは対照的に、うちのキッズは動かずにはいられない体質のようだ。僕ちゃんもあまり走るのは得意じゃなかったらしい(ちょっぴり太めだったらしい子供の頃はね)。そんな私達も年を取り、体を動かすことに前向きになっている。というか、動かなきゃ体が辛い年なんだよね・・・。

 そういえば私は体育祭が大嫌いで高校の時ずる休みしたくらいだった。あの連帯感がどうしても駄目で。でも小学生の時はバスケット部のレギュラー部員だった。続けてたらオリンピック選手になれたかも?そしたら人生変わっただろうなあ(ありえないか)。

 キロミータークラブは強制じゃないし、もちろんしごきでもない。途中でやめたって誰も責めたりはしない。ほら、走ることって楽しいでしょ?よくやったね。そういう優しさが嬉しいなと思うのだ。

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毎週土曜日がお祭り気分!ウエストエンド・グリーンフリーマーケット

 やっと秋らしい風が吹くようになりました。マーケットでは、新しいりんごはもちろんのこと、柿や蓮根(竹の子も売ってました!秋に竹の子?)なども見かけるようになって、ブリスベンは食欲の秋の到来です。

 そのマーケットというのは、私が毎週土曜日の朝訪れる、エスニック色豊かなウエストエンドの Green Flea Market 今日はそのマーケットを紹介します。

それから、「ウォータークライシス!我が家の節水対策」でお話した、エコボールの詳細も記事の後半に出てきますので、関心のある方はご参考まで。

 注:この記事で紹介した市民のための市民によるグリーン・フリー・マーケットは、2009年5月終了しました。現在はシドニーの会社がマーケットを運営、West End Markets という名前で新しいマーケットに変わっています。ここで紹介したレッドランドの私のお気に入りのオーガニック・ファーマーのお店はケルヴィン・グローヴ・ヴィレッジ・マーケットに移動しています。

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ブリスベンリヴァー沿いのウェストエンド・グリーンフリーマーケット

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